【簡単DIYに飽きた人へ】技術なしでも出来るイチからつくる「箱」DIYの勧め【作り方篇】 | ふるものせいかつ図鑑

【簡単DIYに飽きた人へ】技術なしでも出来るイチからつくる「箱」DIYの勧め【作り方篇】

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DIY・手作り類
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99%はもらいもの・古道具・中古品で暮らしています。かねこと申します。DIYなど「ものづくり」も大好き!日用品から家具や「もらってきたもの」までいろんなふるものせいかつをブログで綴っております。
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アンティーク調「箱」の作り方

● 用意するもの(組み立て用)

◉ダイソーの(他ショップでもOK)
●板材450 × 200 × 9mm2

●角棒 約910 × 10 × 21mm1
◉のこぎり(切れ味が良いもの。錆びていたりするとなかなか切れません)
◉かなずち(ダイソーや他100えんショップの小さなものでもOK)
◉木工用ボンド
◉布(ボンド拭き取り用に使います)
◉紙ヤスリ
◉釘(サイズ長さ22mm位のもの)25本くらい。
◉軍手

● 用意するもの(着色用)

◉オイルステイン、ペンキ、アクリル絵具、ニスなど。
◉筆、ハケ

全体の工程

① 木材に線を引き、のこぎりで切る。
②木工用ボンドで接着してしばらく乾かす。
③釘を打つ。
④色を塗って加工する。乾いたら、できあがり。

用意するものが準備できたら、制作スタート!

1. 板材1枚目に線を引く。

板材2枚のうち1枚に図1を参考にしながら、赤線と同じ線を引く。実際に引く線は鉛筆やシャープペンシルを使う。

<図1>

f:id:furumono:20180810185153j:plain

2. 板材2枚目に線を引く。

もう1枚の板材に図2を参考にしながら、赤線と同じ線を引く。

<図2>

f:id:furumono:20180810185328j:plain

3. 角棒に線を引く。

図3を参考にしながら角棒に赤線と同じ線を引く。

<図3>

f:id:furumono:20180810185420j:plain

4. 板材、角棒をそれぞれ のこぎりで切る。

要点:

●のこぎりを握らない方の手に軍手をはめて切ります。

●少しくらい線からズレて切っても、気にしなくてOKです。でもなるべく慎重に。

5. 切った板材、角棒にヤスリをかける。

切ったばかりの板の断面はガザガザしています。断面や断面のエッジ部分にヤスリをかけます。あまりかけすぎると削れて板のサイズが変わってしまうので削り過ぎないよう気をつけます。

 

6. ヤスリをかけた板材、角棒に「木工用ボンド」をつけて組み立てる。

要点:

●木工用ボンドは接着する面に塗って、ヘラや指で伸ばします。

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●用意した板の状態、切った断面のズレなどによって組み立てた時に、高さが合わなかったり隙間ができたり、歪んだりします。この「箱」は正確性より、「自分で作ってみる」ことに重きを置いているので、ご了承ください。

●ボンドですぐ接着するわけではないので、組み立てはバランスが難しいです。何か立てかける物を用意して接着させます。

●接着面が歪んでいてグラグラしていても大丈夫。この工程は 後で釘を打つまでの仮止めです。

●全てのフタのヘリを同時に接着するのではなく、一つ接着したらボンドが固まるのをまって、しばらく時間をおいてから2つ目3つ目..と接着しましょう。ガチガチに固まるのを待つ必要はありません。

 

●下の組立て図1を参考に、フタ1の板フタのヘリ1フタのヘリ2をつけます。

<組立て図1>

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●下の組立て図2を参考に、底1底のヘリ1底のヘリ2もフタ部分と同様に接着します。

<組立て図2>

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7. ボンドが乾いたら釘を打つ。

ボンドが乾いたら、ほぼ出来上がりです。ボンドで接着したヘリを固定するために小さな釘を打ちます。組立て図3を参考に、かなずちで打ちます。反対側の底のヘリ①底のヘリ②も同様に釘打ちします。

<組立図3>

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※ フタは釘を打つ必要はありませんが安定が心配な場合は底と同じように釘を打ってもOKです。

要点:

●板材が薄いので、釘を打つときは場所を定めて慎重に打ちます。

●釘を打つのに失敗したら、釘抜きやペンチで抜いて、新しい釘を使って打ち直します。

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8. 組み立て完成!

これで箱の組み立ては完成しました。そのまま使ってもいいし、色をつけてもっと素敵にしちゃいましょう。

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9. 色を塗る

箱の内側に色をアクリル絵具で塗ります。アクリル絵具が乾いたら全体に着色ニスやオイルステイン+ニスを塗ります。

要点:

●内側の色は比較的明るい色の方が出来上がった時の色味がおもしろいです。後に塗る着色ニスやオイルステインで色がくすんで古びた色合いになります。

●着色ニスはオイルステインとニスが一緒になったような一つの塗料です。後でニスを塗る必要がなくなります。光沢をつけたくない場合はオイルステインのみ塗るか、マットニスを仕上げに塗ります。

たくさん説明を書いていますが要は サイズ通りに切って、組み立てて、固定する作業です。どうぞ のんびり作品づくりを楽しんでください。